事業/設備紹介

鉄鋼は産業や生活を支える基本素材です。
「薄鋼板(うすこうはん)」とよばれる素材は自動車・家電製品・鋼製家具・建材など、
私達の身の回りで非常に多く使用されています。
コイルセンターは鉄鋼メーカーと需要家の中間にあって両社をつなぐ要として
『使えるものを、使うときに、使う量だけ』を顧客にお届けする役割を担っています。
その中でもJCCは、神奈川県(本社)、静岡県及び群馬県に拠点を持ち、お客様からのニーズにお応えするべく、
多種多様な設備を保有しており、3工場を150kmごとに配置し、
関東圏から静岡エリアをカバーした納入体制を敷くことで広域なデリバリー対応いたします。

  • スリッター

    原コイルを伸ばして、縦に切断加工し、
    狭幅のフープ状態に再度巻き取るライン

  • レベラー

    上下千鳥に配置されたロール全体で原コイルを平坦に伸ばし、
    必要なサイズの鋼板へと切断加工する

  • シャーリング

    鋼板を切断寸法に位置決めした
    バックゲージに当て切り板に切断する

  • フォーミング

    複数のロールで鋼帯を少しずつ成形し、
    アングル鋼やC形鋼といった最終形状に仕上げていく

スリッター加工

スリットコイル加工設備は、神奈川事業所2基、静岡事業所3基、群馬事業所1基保有しており、
各事業所ごとで特色は様々ですが、静岡事業所には、自動刃組装置搭載の厚物スリッターや
群馬事業所の表裏面検査装置を導入したスリッターなど、高い品質をご提供できる環境づくりにも力を入れ、
お客様からのご要望に対して的確にお応えできるよう日々操業しています。

スリッター加工の様子1
スリッター加工の様子2
スリッター加工の様子3

各事業所で行っているスリッター加工

※ 表は横にスライドすることが出来ます。

所有拠点 神奈川事業所 静岡事業所 群馬事業所
ライン名 No.1スリッター 厚物スリッター No.1スリッター ミニスリッター スリッター
処理材料 酸洗・冷延
表面処理
熱延・酸洗
冷延
酸洗・冷延
表面処理
熱延・酸洗
冷延・表面処理
熱延・酸洗
表面処理
ステンレス
母材仕様 板厚(mm) 0.4-4.5 1.4-6.0 0.3-3.2 0.3-3.2 0.5-6.0
板幅(mm) 600-1,380 500-1,400 530-1,680 50-530 500-1,600
最大質量(t) 22.0 20.0 20.0 6.0
(製品3.0MAX)
18.4
内径(mm) 508・610・762 508・610・762 508・610 508・610 508・610・762
外径(mm) 800-2,000 2,000max. 2,000max. 1,800max. 2,000max.
長さ(mm)
製品仕様 板幅(mm) 60-1,350 50-1,380 35-1,680 15-530 55-1,600
切断長(mm)
内径(mm) 508・610 508・610 508・610 508 508
設備能力 [HES]
※一般鋼基準
0.8-3.2 最大8条
[スペーサー]
※一般鋼基準
0.4-4.5 最大20条
4.5mm 7条
3.2mm 10条
2.0mm 16条
1.8mm 18条
1.6mm 20条
6.0mm 12条
5.0mm 14条
4.0mm 18条
3.0mm 23条
※45kg鋼基準
3.2mm 7条
2.3mm 12条
1.6mm 18条
1.2mm 21条
※45kg鋼基準
3.2mm 4条
3.0mm 6条
2.0mm 8条
1.2mm 10条
6.0mm 4条
4.5mm 8条
3.2mm 10条
2.3mm 14条
特徴 スペーサー式、
HES(油圧)式併用
自動セパレータ装置
パッド・
ベルトブライドル併用
自動刃組 RB21
(ベルト式
テンション装置)
表裏面検査装置
加工能力(t/月) 3,000 5,500 4,000 150 4,000