ホットレベラー大幅改造

2009.10.21

2009年10月21日付 産業新聞より

大手コイルセンターのJFE商事コイルセンター(本社=神奈川県横浜市金沢区、白土博社長)は、
約3億円を投じて神奈川工場の熱延コイル加工用のホットレベラーラインを大幅に改造した。
レーザー加工市場への本格参入のため平坦度向上と最大板厚12・7㍉(SS400相当、ステンレス
鋼板の場合は最大8.0㍉)までの加工サイズ拡大が狙い。8月の1カ月間で改造を終え、本格稼働に
入った。現在、同機の加工量は月間2500㌧ペースだが、今後、拡販を進めて同4000㌧程度に引き上げたい考えだ。
 鋼板加工設備としてのレーザー加工機の普及に伴い、需要家から求められるレベラー加工の平坦度精度は一段と厳しいものになっている。神奈川工場のレベラーラインは1975年に設置したもので、稼働後30年が以上経ち、こうした厳しい精度ニーズに対応できなかったため、今回、抜本的な改造を行った。・・・・